こんにちわ。
お久しぶりです。
本当にご無沙汰でしたが、お元気でお過ごしでしたでしょうか?

…というぐらい。
随分とご無沙汰だったわねぇ〜〜という一冊である。

新書版で出しなおしをしていたことすら知らんかったですわ、私。
で、ようやく「新刊」であるこの本に行き着いたわけ。

おおー久しぶりだと、文体がなんだか…しっくり来ないわね。
田中氏の作品では中国物をちょいとかじったりしていたから(あとおりょうサマと)変な感じでなれない感じでしばし読み進む。

蛇王・ザッハーク! 
すらも、さほどの気色悪さを感じなくなっているし、ファランギースもギーヴも、もっと洒落たこと言ってたんじゃなかったっけー?
…などと、いささか印象が違って感じる。
多分、間があきすぎて、イメージが膨らんで一人歩きしているせいだと思われる。

何よりも困るのは、ストーリーの大半を忘れてしまっていること(笑)
大筋は覚えているけど、王弟ギスカールはなんでこんなとこにおるのだ?
ヒルメスは…(以下同文)
ファランギースとアルフリードは…(以下…)

などと、ドン・リカルド同様記憶喪失になっちゃった気分だ。

これって…やっぱり作者が悪いんだよな、作者が。

で。
いよいよ化け物大集合ですか。
ペルシャの歴史を楽しんでいるのだと、私なんぞは思っていたのだが…いつのまに妖怪モノに…??

ISBN:433407619X 新書 田中 芳樹 光文社 2005/09/22 ¥820

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