そうです。
少し前にテレビでドラマでやりました。
主演は反町貴史氏。(こんな字?芸能人はよく知らないので間違っていたら済みません)
奥さん役に飯島直子さん。(とても綺麗でした)

「命のビザ」の(多分)最初に出た本は、随分昔に読みまして、今回は読了後に人に渡すことを考えて、子供向きの版にしてみました。

…だけど。
写真が多いね、これ。
人に渡すのがもったいないぐらいに。

自分の信念で、すべてをなげうって一心に動けた人。
はたから見れば「格好いい」で済むけど、本人は家族はそれどころじゃないでしょ。
必死だったろう。
だけど、人の命が懸かっている。

自分の命とはかりにかけて、それでも救った6000人。
こんな人を日本政府は戦後抹殺してたんだよね。

なんて国だろう。

「臭いものには蓋をする」

ひたすらそれだけ。
そういうことしかやらない。

情けない。

この本は奥さんの幸子さんと長男の弘樹さんが書かれているが…その長男の弘樹さんはすでに故人であるという。
少々驚いた。
2001年没。
生年が1936年だから、随分早く亡くなられている。
お父様の名誉回復がされたあとで何よりであったが…。

人は、集団になれば信じられない残酷な真似もできる。
一人一人がどんなに優しい心をもっていても。
集団になれば鬼にも悪魔にも成れる。

そして、人は、
たった一人でも、勇気をもって行動することが出来る。
とてもとても、大きな、勇気がそこにはある。

わたしにも、そんな勇気を生み出すことができるだろうか。

ISBN:4323018762 単行本 杉原 弘樹 金の星社 1995/09 ¥1,470

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