我らがジャック・オーブリー。

天然であるが故に…不要な危ない橋をわたっている気が…。

というか、橋脚を自分で削っているような気が…。

というか、相棒(ドクター)のネクタイを引き絞っている気が…。

海洋冒険小説が、スパイ冒険小説に乗っ取られつつある今日此の頃。
スティーブンは苦悩する。
ジャックが天然であるが故に?

愛すべき天然。

そして、ドクターも負けていない。
女性に対する、人の良さという点で。
いかにクールを気取っても、ねっこがよすぎてだまされる。

それが彼らの身を助けるのか、はたまた脚を引っ張るのか、そのあたりも楽しめる稀有な海洋冒険小説である。

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