暗き神の鎖〈前編〉―流血女神伝
2005年9月28日 読書
お待ちかね、流血女神伝の続き。
イスラーム世界を彷彿とさせる砂の王国「エティカヤ」の女王(といっていいよね。分権統治みたいなもんだから…領土はこれっぽっちもないけどさ)となった主人公・カリエ。
女としては至高の存在になったものの、やっぱり色々と問題は出てくるものだ。
そうなのだ。
現実世界でもそういうものだ。
大きな問題の前にかすんで見えたちっぽけなことが、その問題が片付くといきなり前にせり出してきて、「ああもう!次から次へと!」とかおもっちゃうのだ。
それはずっ〜とそこにあったにもかかわらずにね。
がんばれカリエ!
君が次から次へと艱難辛苦に立ち向かわねばならないのは、ぜーんぶ作者と読者の陰謀愛!なのだから。
「女神の花嫁」でやたら格好よかったスーパーウーマン・ラクリゼおねえさまの登場を待つ今日この頃であった。
ISBN:4086004283 文庫 須賀 しのぶ 集英社 2004/06 ¥500
イスラーム世界を彷彿とさせる砂の王国「エティカヤ」の女王(といっていいよね。分権統治みたいなもんだから…領土はこれっぽっちもないけどさ)となった主人公・カリエ。
女としては至高の存在になったものの、やっぱり色々と問題は出てくるものだ。
そうなのだ。
現実世界でもそういうものだ。
大きな問題の前にかすんで見えたちっぽけなことが、その問題が片付くといきなり前にせり出してきて、「ああもう!次から次へと!」とかおもっちゃうのだ。
それはずっ〜とそこにあったにもかかわらずにね。
がんばれカリエ!
君が次から次へと艱難辛苦に立ち向かわねばならないのは、ぜーんぶ作者と読者の
「女神の花嫁」でやたら格好よかったスーパーウーマン・ラクリゼおねえさまの登場を待つ今日この頃であった。
ISBN:4086004283 文庫 須賀 しのぶ 集英社 2004/06 ¥500
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