イヴの眠り 4 (4)

2005年9月11日 読書
そらそら…またぞろ死人が増えだした。
この人の漫画は、ぎりぎりまで人の神経を締め上げる、みたいなところがあって、人死にも容赦がなくて、可哀想と感じている暇も無いぐらい。
切り捨て方が思い切りがよすぎるというか…。

最終的には、ぎりぎり。
でも人は生きることを、どんな形でも生きることを選ぶ、という強い信念も感じられるから、最後まで見逃せない話だ。

綺麗なままでは人間は生きてゆけないのだよ。
ま、手を汚すのと、心が汚れるのとはまったく別の話だけど。

人と人との関係も、深くて強くて、読み甲斐のある話だ。
主人公以外の、周辺の人たちがもう少し救われて欲しいと思いはするけどね。

ISBN:4091380360 コミック 吉田 秋生 小学館 2005/07/26 ¥410

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