居るだけで。
存在するだけで、周囲が激動する。

歴史もついでに激変する。
激震する。

ふむ。
そういう人っているかもね。

特に、歴史の端境期には。

カリエは若い娘の身で、そういう運命の人となっている。

それもこれも、小説の主人公だもんなーしかたねーかー。
…ってわけで。
現実の世界なら、これで押しつぶされないってのは相当な大物。
あるいは鈍感。

平和な時代、平和な国には決して現れない人物だろう。

あ。
三国志の曹操の、
「乱世の奸雄」ってやつだな、きっと。

あと、1巻で「砂の覇王」のとりあえずの後始末、つくのかな?
ほんまに。
とっても疑わしい。

ISBN:4086001470 文庫 須賀 しのぶ 集英社 2002/07 ¥500

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索