孟嘗君〈3〉

2005年8月23日 読書
文は実父の下へ還った。
13歳の時である。

天衣無縫、まさしく天に愛されたような生き様の白圭の子と言う立場に比すれば、斉という戦国の一国の、公子の嫡男としての立場は、非常に重苦しく、辛い。
嫡男とはいえ、母は賎妾であり、己は生れ落ちた時から呪われている(と思われている)。

そんな中で、ぐんぐんと力を見せ付けてゆく文、のちの孟嘗君が花開く青年時代を描いた巻である。

う〜ん。
しかし…忘れているよ、ストーリーを完全に、忘れているな、私は。(笑)

ISBN:4062638649 文庫 宮城谷 昌光 講談社 1998/09 ¥600

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