美しい、英国はコンウォールの自然を描きながら、殺人事件の謎解きを綴る、女流作家・ジェイニー・ボライソー。

コンウォール。
ボライソー。

それだけで過剰反応してしまいそうだ。
彼女が住むのもペンザンス…
写真と絵を糊口を凌ぐ手段とする彼女のお気に入りのスケッチは、マーゾル。

ただし。
そのどちらもが明るい陽光と潮風に恵まれている。
勿論、たくさんの(バスには立ってる人も多い)観光客にも恵まれている。

ここまで読むと、「どこのことや?」
とつい思う。

某海洋小説では、ペンザンスを中心とするここコンウォールの印象は、
バンシーの泣き声のような風と、暗い空と、白い波頭を砕けさせる岩。
船を砕く海と浪。

そういうイメージだったんですけど〜〜。

いやいや、これは推理小説。
違う目で見なくては……。

ISBN:448819804X 文庫 山田 順子 東京創元社 2004/11/25 ¥693

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