diary noteで取り上げられているのを見て、興味を持つ。
もともとホテル話は大好きだ。

…そうそう泊まれないけど。
特に海外の素敵に高価なホテルなんて…

ここに揚げられているのは、
思ったとおり…

欧羅巴。
アメリカ。
ハワイ。

この三つに章は分かれている。
著者の行動派にとか仕事の関係上、仕方が無いことだろうけれど、アジアのホテルが無いのは残念だ。
アジアのホテルが皆みすぼらしく歴史もなくしょーもない、などと思うなかれ。

植民地時代のホテルなんて、すっごくいい味を出している。
或いは、中国でも建設ラッシュ以前のホテルは、真っ赤なシーツにでっかい牡丹の花が咲いていたりして、まるで古い映画の舞台(セット)のような気分にひたらさてくれたものだ。

ここに掲載されているホテル程ではないにしても、大阪梅田のリッツ・カールトンは、こじんまりとして、英国調の木の香りがして、私も大好きである。
なんといってもラウンジのサービスがすばらしい。
風光明媚なホテルばかりがリラックスさせてくれるとは限らないという、その証明である。

逆に、京都の老舗だからといって何もかもがすばらしいとはいえない。

こういうものの良し悪しは、人が肌の奥深く、心で味わう感覚だから仕方が無いよね。

ハワイもハワイ島のヒルトン・ワイコロア・ビレッジは最高の、大人が遊べるリゾートホテルだったもん。

嗚呼、こんな本を読んだら、また虫が…。
どっかいきたいよなぁ〜。
ところでこのマダムとは、おばさまという意味ではない。欧米では、女性に対してつける最上級の呼び方。もしも25歳を過ぎているのにミスと呼ばれたら、あまりうれしいことではない。
1998年に仏蘭西へワールドカップ(サッカー)を見に行ったとき、ブルターニュのレストランで「マダム」と呼ばれて(しかもテーブルの上の肘が邪魔で皿を置けないからどけてくれ、と言われたのだった)ショックを受けたものだったが…
なんだ、喜んでいいんだ。
ヨカッタヨカッタ。

それと。
最近聞いた噂では、シンガポールのラッフルズホテルがアメリカに身売りしちゃったとか。
あああ〜まだ行ってなかったのに〜。
英国風味を遺しておいてくれよ〜!
切に願う!

ISBN:4835609492 単行本 松沢 壱子 ぴあ 2004/08 ¥1,890

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