先日の
「夕凪の街 桜の国」
に触発され、買い込んでしまいました。
こうの史代氏の、現在購入できる漫画本、全部。

ぴっぴら帳 1 (1)
ぴっぴら帳 完結編
こっこさん

前者はインコ、後者はレグホン(鶏)が主役のお話。

時代はどう見ても…30年以上は前じゃないかな?と思う。
の〜んびりと、(精神が気持ちが)豊かで、長閑。
現在ただいまでないことは確かだ。

「夕凪の街 桜の国」でも思ったのだが、著者は、定規を使わないようだ。
電信柱も橋も、直線をすべてフリーハンドで描いている。
だから温かみが出るし、優しさを感じることが出来る。

杓子定規。
そこにはなんの感情も入らない。
冷たい直線的な現代社会。

ではなく、

微妙に揺れてる。
震えている。
笑いを涙を感じ取れる。
人間の心が豊かな社会。

この人の作品はそういうものなんだろうなぁ。

ところで、最近、というか少し前からだけど、トリ漫画多くない?
缶詰になって仕事をしている漫画家には、犬より猫よりトリを飼う人が多いのだろうけれど…でも、ブームなのかな?
そういう漫画家さんが、えらく多いんだけど。

ISBN:4575937002 コミック こうの 史代 双葉社 2000/07 ¥650

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