休刊中に邪魔になって売り飛ばしてしまった全集…を、やっぱり文庫本サイズででもそろえようかな、という気になっている。

そんな漫画の作成裏話。
作品を仕上げてゆく過程で起こったトラブルや、苦労話。
そしていろんな人の協力体制。
外国(特にエーベルバッハ少佐の地元ドイツ)での反応などなど。

未公開イラストつきで、本編に劣らず相変わらず魅力たっぷりである。

迫力のある、少年漫画張りの少女漫画で、異質で特異で、夢中になったものだ。
大学の第二外国語の選択に迷わずドイツ語を選んだ人は多かったはず。(そして激しく後悔する)

しかし、作者が語る「年月の重さ」は、読者にもひしひしと迫っているものだ。

面白いものは、いくつになっても面白いけどね。

ISBN:4838715633 単行本 青池 保子 マガジンハウス 2005/02/17 ¥1,575

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