イヴの眠り

2005年4月20日 読書
独特の絵と世界を構築するのが吉田秋生の漫画だ。

「カリフォルニア物語」で出会ったのが最初。
そのときから「フツーではない」と思っていたが、しばらく離れていたら、とてつもなくパワーアップしていた。

再会したのが「BANANA FISH」。
その後「夜叉」と続いて現在「イヴ」。

体力的にも精神的にもとってもハードな物語。
読んでいる方も休む間ももらえない。
息切れしながら付いてゆく気分になる。

人間の脆弱さと、僅かに存在する強さ。

そういうものを感じたければ、彼女の漫画を読むがいい。

しかし、(キラウエア)火山の女神(ペレ)の怖さは話には聞いていたけど…

やはり怖い…。

中国系マフィアもとっても怖いね…。
"血"と"ファミリー"の強さは、シチリアにも負けてないだろうな。

今の日本人には希薄なものだ。
(ちょっと羨ましくもある)

ISBN:4091380352 コミック 吉田 秋生 小学館 2004/12/20 ¥410

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