神戸・三木・小野・篠山・加東
源平史跡ハンドブック

…という副題が付いているので言わなくても分かる。

NHKの大河ドラマに便乗して、大阪を中心にエンジ色の電車を走らせている電鉄会社で販売されているいかにもローカルな冊子なのである。

悪乗りなのか。
商売上手なのか。

いかにもなんとも関西というべきか。

なにしろローカルな話題は豊富だ。
全国的な出版物、観光案内にはぜ〜ったい漏れていそうな遺跡や史跡がてんこ盛り。

とにかくたくさんの白黒写真に▼マークまでつけての親切な場所紹介。
これだけ有れば、しらない土地でも迷わずに史跡にたどり着ける…!
と言わしめたいのだな、きっと。

神戸方面が多いのは、福原の関係からして仕方がないし、
墓が多いのは、源平合戦の戦場であるからしてこれも目を瞑らねばなるまい。

パンプスやヒールで回るのは、いかにもしんどそうな場所ばかりであることは…

まあ、仕方がないかな。


2004年12月1日 第一刷発行

神鉄観光事業部
すずらん編集室

神戸市兵庫区荒田町1丁目20−2
078−521−0321
野村 貴郎 著 

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