違う本を読みながら、他の本に目が行く…これも浮気と言うのでしょうか。
今日本屋で出会った本は、そんなひとつ。
日本人の書く、海洋モノ…ではなく、推理モノ。
しかも舞台は三宅島…の隣の御蔵島。
時代はといえば、幕末。
「異人さんが怖い!」と言っていた時代なのに、よりにもよって、アメリカの商船(帆船)何ぞが難破してしまったわけである。
さぁ〜!
村のもんは上を下への大騒ぎ。
女子供・年寄り・病人は島の反対側へ非難させるわ、浜に上がった来訪者対策に竹垣は作るわ、大変ですわ。
この商船はアメリカへ帰る途中。
積荷は人間。
所謂クーリー(苦力)と呼ばれる中国人労働者。
ちなみに奴隷ではない。
ないけれども…低賃金で重労働をする、祖国では生きてゆけないなにかの事情をもった人たちがなっていたわけだから…五十歩百歩かと思われる。
その連中がなんと400人以上…となれば、いかに見た目が似ていて、漢字で筆談が出来なくもない中国人(清人)と言えど、怖いに決まっている。
…で、上を下への大騒ぎの中、殺人事件だの、脱獄騒ぎだの、山狩りだの、いろいろいろいろ起こるわけだ。
鮎川哲也賞受賞作とのこと。
ちょっと期待して読んでいる。
(著者は2003年に逝去とのこと。合掌。)
ISBN:4488452019 文庫 満坂 太郎 東京創元社 2005/03/24 ¥672
今日本屋で出会った本は、そんなひとつ。
日本人の書く、海洋モノ…ではなく、推理モノ。
しかも舞台は三宅島…の隣の御蔵島。
時代はといえば、幕末。
「異人さんが怖い!」と言っていた時代なのに、よりにもよって、アメリカの商船(帆船)何ぞが難破してしまったわけである。
さぁ〜!
村のもんは上を下への大騒ぎ。
女子供・年寄り・病人は島の反対側へ非難させるわ、浜に上がった来訪者対策に竹垣は作るわ、大変ですわ。
この商船はアメリカへ帰る途中。
積荷は人間。
所謂クーリー(苦力)と呼ばれる中国人労働者。
ちなみに奴隷ではない。
ないけれども…低賃金で重労働をする、祖国では生きてゆけないなにかの事情をもった人たちがなっていたわけだから…五十歩百歩かと思われる。
その連中がなんと400人以上…となれば、いかに見た目が似ていて、漢字で筆談が出来なくもない中国人(清人)と言えど、怖いに決まっている。
…で、上を下への大騒ぎの中、殺人事件だの、脱獄騒ぎだの、山狩りだの、いろいろいろいろ起こるわけだ。
鮎川哲也賞受賞作とのこと。
ちょっと期待して読んでいる。
(著者は2003年に逝去とのこと。合掌。)
ISBN:4488452019 文庫 満坂 太郎 東京創元社 2005/03/24 ¥672
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