コミック 遙かなる時空の中で はる通ベストセレクション
2005年1月17日 読書
「なんでも読む」私。
こんなものも病み上がりには楽しく読める一冊だ。
某恋愛シュミレーションゲームの、パロディ本である。
このゲームを私はしていない。
が、原作の漫画を読んだり話を聞いたり同人誌もぺらぺらとめくったりしているので、話はそこそこ通じる。
なにより、笑える。
ま、漫画は画力だ。
ゲームは実力だ(?)
だから、
時代考証がヘンだの、
高貴な男がなんで冠をかぶらないのかだの、
髪を結わずに総髪にしているのは○○だの、
こんなところに出入りする(あるいはそんな職種に付く)やつは"アンタッチャブル"だの、
お香の愉しみ方が間違っているだの、
観光時期でもない観光地を、奇妙な個人客(若い娘さんの少人数グループ)が頻繁に訪れるのはいかにも怪し気だの、
新京極をそれらしい団体さんがぞろぞろ歩くのはいかにも不気味だだの、
細かいことは言ってはいけない。
よいのだ。
皆が幸せならば。
そういうおおきな気持ちで相対することが、こういう世界では重要なのである。
といいつつも、これはパロディ本。
さまざまなレベルのさまざまな趣味の複数人が描いた作品を集めたもの。
だが、商業誌であるからには、"お金を払えというからには"それなりのレベルを求められて当たりまえ。
そういう点では、これは合格とおもうがいかに。
擬似平安京を舞台に、やたら紛らわしい地名だの人名だのを駆使して描かれた世界。
似すぎているがゆえに、あちらこちらでなんやかや、混乱をきたしているのも確かだが、確実に現実世界の京都への観光客(しかも若い嬢ちゃんたち)を増加させた功績は大きい。
そして、昨今の「お香」ブームも、どうもこの辺りが発信源ではないかと…おもったりもする。
京都市民としては、このゲーム。
感謝しなくちゃいけない…んだろうなぁ。
話はそれましたが、内容はなかなかです。
パロディは笑えてなんぼ!
立派、立派。
ISBN:4775801090 単行本 コーエー 2003/09/25 ¥1,029
こんなものも病み上がりには楽しく読める一冊だ。
某恋愛シュミレーションゲームの、パロディ本である。
このゲームを私はしていない。
が、原作の漫画を読んだり話を聞いたり同人誌もぺらぺらとめくったりしているので、話はそこそこ通じる。
なにより、笑える。
ま、漫画は画力だ。
ゲームは実力だ(?)
だから、
時代考証がヘンだの、
高貴な男がなんで冠をかぶらないのかだの、
髪を結わずに総髪にしているのは○○だの、
こんなところに出入りする(あるいはそんな職種に付く)やつは"アンタッチャブル"だの、
お香の愉しみ方が間違っているだの、
観光時期でもない観光地を、奇妙な個人客(若い娘さんの少人数グループ)が頻繁に訪れるのはいかにも怪し気だの、
新京極をそれらしい団体さんがぞろぞろ歩くのはいかにも不気味だだの、
細かいことは言ってはいけない。
よいのだ。
皆が幸せならば。
そういうおおきな気持ちで相対することが、こういう世界では重要なのである。
といいつつも、これはパロディ本。
さまざまなレベルのさまざまな趣味の複数人が描いた作品を集めたもの。
だが、商業誌であるからには、"お金を払えというからには"それなりのレベルを求められて当たりまえ。
そういう点では、これは合格とおもうがいかに。
擬似平安京を舞台に、やたら紛らわしい地名だの人名だのを駆使して描かれた世界。
似すぎているがゆえに、あちらこちらでなんやかや、混乱をきたしているのも確かだが、確実に現実世界の京都への観光客(しかも若い嬢ちゃんたち)を増加させた功績は大きい。
そして、昨今の「お香」ブームも、どうもこの辺りが発信源ではないかと…おもったりもする。
京都市民としては、このゲーム。
感謝しなくちゃいけない…んだろうなぁ。
話はそれましたが、内容はなかなかです。
パロディは笑えてなんぼ!
立派、立派。
ISBN:4775801090 単行本 コーエー 2003/09/25 ¥1,029
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