オコジョさん (1)

2005年1月15日 読書
風邪による発熱でのた打ち回った3日間。
そのリハビリのため、軽い読み物をはじめた。

昼間寝捲っていたために今ごろおきてしまった不幸な私…。

オコジョとは、イタチの一種類のことである。
しかも天然記念物。
つまり、売っちゃいけない・買っちゃいけない・飼ってもいけない。
そーゆー動物なんである。
種族として一番近いのは、一時ブレイクしたフェレットらしい。

夏はその辺の狸と同じよーな色目らしい(?)が、冬は雪のように白くなる。
雪山の妖精?とかいわれるとかなんとか…。

漫画の部類は、4コマギャグ。
オコジョ以下、動物が人間の如く会話をするというわけで、人間たちとの微妙な奇妙な話のすれ違いを面白おかしくまとめている。

この作家。
他のギャグモノは強烈過ぎて付いてゆけず、「なんだかなぁー」なんだが、オコジョさんに関してはきめ細かくほのぼのと、なにやら心をくすぐるような心配りが感じられて仕方がない。

テレビドラマにもなって、幸運にもDVDをタダでゲットしたこともある、私にとっては因縁浅からぬアイテムである。

ちなみに。
私は中学生の頃、一度だけ、イタチと言うものを生で見た。

なまイタチである。

時は夏。
場所は、勿論、山道で。
しかもこちらの気配に先に気づいた彼(女)が、脇の叢に飛び込む、その背中と尻尾(らしきもの)を一瞬だけだったが。

ISBN:459212779X コミック 宇野 亜由美 白泉社 1998/01 ¥410

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