夕べの就寝前に、結局読みきってしまった。
やや子供向けのせいか、字と行間が大きく読みやすい&なにより子供むきとは思えないぐらい読ませる。

今回は、鎌倉末期。
楠木正成・新田義貞・後醍醐天皇・足利尊氏などなど…が出てくる。
前作で出てきた吉野の女狐(勿論化けるし人間の男に懸想もする)が大活躍。
女という性は、人間も獣も怖いものであるということをよく知らしめる作品となった。

兄弟という近いものだからこそ、近親憎悪というものが激しく…強く、恐ろしい。
ラストの1冊は「戦国の雲」であるが、まだ手に入らず。
ひとさまにお借りしているものなので、贅沢はいえない。

ISBN:4037442302 単行本 高畠 純 偕成社 2000/05 ¥1,365

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