日本人女性初の宇宙パイロット…を奥さんにもつ、某医学関係者のエッセイ。

…の、その続編。

前作は、「みんなの知らないパイロットの秘密」

…てなもんで、打ち上げまでの毎日の訓練とか、打ち上げ直前の色々な準備とか、当事者でなければわからないことを面々と綴っていた。

…ので、面白かった。

だんなさんが、妻・向井千秋になりきって断言口調の文章を書く、というのが何だか不思議。
女房はそのとき、……かしら、…だわ、っと思った。

という表現が、続いて、なんだかミョーなんである。

ま、文学者じゃないのであるから、仕方がない。
後は内容の面白さでカバーするしかないだろう。
(前作は充分していた、と覚えている)

それにしても。
著者近影で笑っちゃいけないとわかっちゃいるが…。
ごめんなさい。
でも、おかっぱに口ひげはやはり似合わないよぅ。

ISBN:4062566869 文庫 向井 万起男 講談社 2002/12 ¥819

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