三国志 第一巻

2004年12月11日 読書
今を去ることおよそ20年前。
うんにゃ。
四半世紀は前のこと…

NHKの愛らしい人形劇場が、この中国古典に乗っ取られ、世のおじょーさんがたをキャーキャー言わせたのは。

時代は後漢末期、
場所は中国。
おぞましい戦乱と物騒な知略に明け暮れるオハナシが、どうしてこうも受けるのか。
それも若い娘さんたちに。

その謎を残したまま、今に至る中国ブームの大きな支柱となった「三国志」
映画やドラマや小説や漫画まで!とにかくたくさんの素材が目白押しに並んでいる。
だが、もしかしたら、私はこの作家の「三国志」を待っていたのかも知れない。

山ほど読んで、飽きるほど観て、それでも雑誌掲載時から心待ちにしていた小説である。

楽しみ。
その言葉しかない。

ISBN:4163597506 単行本 宮城谷 昌光 文藝春秋 2004/10/13 ¥1,700

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