WHO’S WHO?

2004年11月30日 読書
「中国の大盗賊」

歴史を知らなくても、
王朝を開いたのが誰かなんてさっぱりでも、

楽しく・判りやすく読める優れものな本。

中国共産党批判は横に置いといて。

意外な雑学もとんでもなくたくさん学べるので、いかにも日本人好きする本でもある。

「へ〜そんなことがあったんかい」
と言うぐらい、痒いところに手の届く本だろう。

この本に従えば、歴代王朝を成立させたのは、前王朝においては叛徒の群である。
すなわちそのほとんどが盗賊が膨れ上がって軍を成し、王朝を倒したのであるから、その流れで考えると、今の共産中国も大盗賊の一つに過ぎない。

農民 ⇒ 流民 ⇒ 盗賊 ⇒ (集団化) ⇒ 叛徒 ⇒ (軍隊化) ⇒ 反乱軍 ⇒ 新王朝(善悪逆転)

思わず、あちこちにドッグイヤーを作ってしまった。

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