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2004年11月18日 読書
19世紀の英国・摂政時代からやってきたヒーローは、あくまでも誇り高いジェントルマン。

だから、掃除もしなけりゃ身の回りのことひとつしない。
所謂、「立ってるもんを横にすらしない」という奴。

居候と化して、大家であるキャリアウーマン(マギー:ヒロイン)のクレジット・カードをバンバン使い捲る生活は、単なる「ヒモ」状態なんだけど、この英国紳士にはそれが通用しない。

確かに働かないのがジェントルマン、という思想だったんだけどね。
税金もかからないで、膨大な資産でもあるというならね…。

…っていうか、こうなると「働かないヒモ」=「ジェントルマン」の構図が出来てしまいそうだ。

そんな彼に唯一共感。
カードでこっそり買い物をした中に、
「ホーンブローワー・シリーズ」が全巻入っていたこと!

やったね!
さすが!

&些細なことではあるけれど。
私もネコ(犬でも可)にウエリントンとナポレオンなんて名前をつけて呼び捨てしたい!
ナポレオン時代の英国の帆船乗りは、飼い猫にナポレオンと名づけて、「ボーニー」と呼び捨てたり蹴飛ばしたりしてウサ晴らしをした、とよく小説には出てくるが…。

そういうのもちょっと憧れたりするのであった。

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