怒涛のように進みまする。

A君。
相変わらず、捉えがたいヤツめ…。

美女より美少女が多いのは、世間の要望かそれとも著者の煩悩か。
たまにはまともなナイスガイのいっぴ…一人や二人、出ないものかと思ったりもする。(期待はしないが)

まるで綱渡りをするようなストーリー(だと私には思える)で、どっちかに転びそうで、転ばない。
ぎりぎりのところでやじろべえのようにとどまっている(ように思える)。

だから、著者もぎりぎりのところで書いてるのかなぁ?とA君の心理描写を読むに付け、そんな思いも浮かんでくる。

そしてまた、読むほどにシュミレーションゲームまでも髣髴とさせる、奇奇怪怪な小説なのであった。
(ラ○グ○ッサーとか。移動力と破壊力とを上手くバランスをとっているところ。あと、美少女わんさか、ってのがいかにも…)


<追伸>

…てなことを書いておりましたが、後半結構はらはらどきどき、手に汗握る展開で、ひさびさに興奮しました。
いや〜、ここまでかけるとは、正直思わなかったなー。

ISBN:4829115475 文庫 豪屋 大介 富士見書房 2003/11 ¥693

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