イラストがねぇ…最初に比べると随分力が入っているというか、可愛くなったというか。
これもアニメ化(私は知らないけど)の影響だろうか?

何が面白いって、構図が面白い。
いかにも、困ってます、逃げてます、って言うのが。

さて、第12巻はクリスマスのお話だ。

まともなクリスマスになるわけがなく、叉学校生活主体で描きながら、ギャグバージョンだけではなく、結構シビアな展開を見せている。

ただし、テッサが…完全無欠の天才美少女だったはずが…どんどん関西芸人と化していくのはこれいかに。
これが読者の要望であるというなら、同情を禁じえない。
可愛そうに…。

かなめが、クリスマス・イヴの生まれで、「誕生日とクリスマスを一緒くたにされた」と文句をいうシーンがあるが、この気持ちは痛いほどわかる。
そういう私は23日生まれなのだ。
(ちなみに26日生まれの友人もいる)

お祝いどころか!
小学校では、必ずこの日は冬休み前の"大掃除"の日であった。
サイアクである。

どたばた劇に終わるかと思いきや、意外に細かい心情風景なんかも描いているので、その分お話に厚みが出来ている。
結構結構。

機械であるAIが、「何事もヤル気だ、ヤル気だ」と気炎を上げるのも面白おかしいではないか。(思考する機械…流行かな?)

ただね…所詮、軍関係・兵器関連の連中はやっぱり全員オタクなのかなぁと、その思いを強くしたことも確かである。

(もしかして、某M重工勤務の人たちも?だって、戦略課とかあるって聞いたことがあるし)

ISBN:482911505X 文庫 賀東 招二 富士見書房 2003/03 ¥609

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