友人の推薦を受けてお借りした本。
見てくれは…合格!
っつうか、いかにも「海洋小説」という"ナリ"がすばらしい。

読み出したら、おお♪進む進む!
面白そーやん。

「天気晴朗なれど…」
の文言は、日露戦争で、当時無敵艦隊と言われた"ロシア"のバルティック艦隊と対峙することになった旧日本帝国海軍が、いよいよ戦闘に突入せんとしたとき、海軍本部に送った電文である。
参謀・秋山真之氏の作と言われていたのが、どーやら天気予報官の作らしいとかなんとか…。
まあ其れは宜しい。

金持ちで生活に支障がなければ、士官候補生やって、士官をやって"死なないうちに"引退する。
おぉっ!
なんて名案!
…ていうか、現実として、やる気の無い上官は、はっきりいて邪魔扱いやもんな。
いざとなったら実力の世界。
いないほうがましだから、嫌でも追い出さされる(=引退させられる)でありましょう。
なにせ、かかっているのは"生命"だからして。

この作品は全2巻。
あくまでもサイド・ストーリーらしいけれど、なんとなく期待させるような、わくわくさせてくれる"匂い"がする。

ISBN:4086001977 文庫 須賀 しのぶ 集英社 2002/11 ¥500

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