フィル・ボーモント氏ご活躍の一冊。
以前読んだような気もするが、完璧に筋を忘れている。
だから、支障はあるまい。
英国の田舎。
共産主義者の子爵。
怪しげな奇術師。
…奇術師、しかも脱出専門といっても、ヒキタテンコウ氏のようなエンターテイナーもいるわけだから馬鹿には出来ないが。
私は彼女を見るたびに、初代ヒキタテンコウ氏を思い出す。
脱出技の、心臓への負担が、早すぎる死の原因だといわれたものだった。
だが、彼のあの脱出術は、見事としか言うほか無かった。
二代目のプリンセスのほうは、あまり見ないので判らないが。
…コナン・ドイルは名前だけでも貫禄あり。
歴史小説家になりたかったのに、推理小説家で売れてしまった彼も、不本意な名声を得ることになったが、それで「サー」なら文句を言うなと言うところ。
田舎の貴族の屋敷の豪勢さの描写が良い。
相変わらず寒そうではあるが。
いつも思うが、外国人は体感温度計が鈍いのだろうか?
寒い冬に半そでで京都市内を歩いていたりするし。
まぁ。
特に英国人は、お酒も"ぬるめ"が好き。
熱ければ熱い、冷たければ冷たい、という極端な温度のあるものは嫌うと聞いているけれど。
なによりも、犯罪そのものよりも、ピンカートン探偵社、というそっちのほうに興味が惹かれる読み始めでありました。
ISBN:4488192025 文庫 植草 昌実 東京創元社 1999/07 ¥1,029
以前読んだような気もするが、完璧に筋を忘れている。
だから、支障はあるまい。
英国の田舎。
共産主義者の子爵。
怪しげな奇術師。
…奇術師、しかも脱出専門といっても、ヒキタテンコウ氏のようなエンターテイナーもいるわけだから馬鹿には出来ないが。
私は彼女を見るたびに、初代ヒキタテンコウ氏を思い出す。
脱出技の、心臓への負担が、早すぎる死の原因だといわれたものだった。
だが、彼のあの脱出術は、見事としか言うほか無かった。
二代目のプリンセスのほうは、あまり見ないので判らないが。
…コナン・ドイルは名前だけでも貫禄あり。
歴史小説家になりたかったのに、推理小説家で売れてしまった彼も、不本意な名声を得ることになったが、それで「サー」なら文句を言うなと言うところ。
田舎の貴族の屋敷の豪勢さの描写が良い。
相変わらず寒そうではあるが。
いつも思うが、外国人は体感温度計が鈍いのだろうか?
寒い冬に半そでで京都市内を歩いていたりするし。
まぁ。
特に英国人は、お酒も"ぬるめ"が好き。
熱ければ熱い、冷たければ冷たい、という極端な温度のあるものは嫌うと聞いているけれど。
なによりも、犯罪そのものよりも、ピンカートン探偵社、というそっちのほうに興味が惹かれる読み始めでありました。
ISBN:4488192025 文庫 植草 昌実 東京創元社 1999/07 ¥1,029
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