☆揺れるイントゥ・ザ・ブルー
☆同情できない四面楚歌
☆終わるディ・バイ・デイ(上・下)
☆どうにもならない五里霧中
…と、続けて4冊を読破+現在5冊目を順調に攻略中。

で、やっと主役の"意思"が見えてきて、読み手も気持ちよく読めるようになった。
そう。
そうでなくっちゃ〜。

言われたことを遂行するだけの人生なんて、そんなヒーローなんて不要!
ヒロインの妙な(精神的)強さも好ましい。
人間なんて不器用なものなんだから、一度に何でもやれはしない。
ワンステップづつ上がっていくのはいかにも歩みが鈍いだろうが、確実に決して止ることなく上がり続けるその力は、いつか強大で絶大なものに成長するはず。
意思は、思う心は力になりうる。

「終わるディ・バイ・デイ」あたりは、作者の力量が問われるところなのだが、長編へと繋がるステップを、見事に一段登った、という感じだった。
良かった良かった。

シリアスもいいけれど、個人的には学園での騒動記が好ましい。平和な日本に、こういうボケた騒動を起こす存在も面白い。
笑えるうちは。

"ボケ"で済む、自分の周りの現実を、私はありがたく受け止めている。

続きが本当にたのしみなシリーズである♪

先に読み始めた「モーリス…」から浮気してよかったかも。
乗りが良すぎて、あっという間に読んでしまったもんなぁ。

ISBN:4829113898 文庫 賀東 招二 富士見書房 2001/10 ¥546

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