いつまで取っておいても、映画を見たからには、しかも何度も見たからには、余り意味がないことに、

             ……先日気がついた。

陸上でのどたばたはいつものことで、"海軍流"になりきれない
Dr.をオーブリーが職権乱用的に引っ張りまわす。
そして、
「つむじ曲がりの司令長官とポストキャプテンの位にあるその共犯者罪のない部下を迫害する場合、その訴えは…」
何処に起こすべきなのか?
と真剣に法務官に聞いている。
勿論。
ジャック
スティーブンのことである。

相変わらず、度胸がいいのか、もの知らずなのか。多分、後者だろうが。
映画で語られなかった部分があれこれ出てくるが、この映画に関してはそういう不自由さを感じなかったので、問題ない。
映画は、それだけで充分に分かるように描かれていたし、省くべきは省かれていて、それがゆえに逆にストーリーに集中できた成功例であると思う。

おんぼろレディ・サープライズ号でしばしオーブリーと夢が見られそうである。
ゆっくり楽しもうっと……無理だろうけど。

ISBN:4150410569 文庫 高津 幸枝 早川書房 2004/01 ¥735

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