デルフィニア戦記はさくさくと進むが、読むのに疲れてくると、延々続く戦いにもいささか飽いてくる。

これほど大軍を動かして、国家財政は大丈夫なんだろうか?
ローマの昔から、戦勝軍の略奪は大目に見て、足りない褒賞に当てていたりするものだが、デルフィニアにはその気配もない。

人はタダでは動かない。
もちろん、理想だけでは食ってゆけない。
少なくとも、食べさせてもらわないとね。

とはいえ、次々と流れにのったストーリー展開で、面白い物語であることは確かである。

人間離れした主役に、果敢に立ち向かってゆく敵役の隣国の皆様、造反者・謀反人の方々が非常に気の毒ではあるが。
しかし、戦いばかり吹っかけるのではなく、外交などでもう少し賢い方法が取れないものか?
ちょっと疑問。

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