以下、無用のことながら
2004年8月6日 読書
嬉しいことに、読みやすい文庫サイズなので、ようやく入手。
司馬遼太郎と言う作家の書くものは、好きと嫌いがはっきりしていて、反射的には手に取ることは出来ないのだが、エッセイというものは、概ね、どんな作家の手になるものも楽しく読めるものである。
エッセイ集。
とはいえ、流石に兵役を経験した世代である。
描かれている内容が、実に幅広い。
この人の、なんというか、柔らかい、きれいで、上品な(?)言いまわしが好きなのである。
自然を、人の心情を、"まともな"日本語で描いてゆくその道に、寄り添うようにして歩いてゆくのがすきなのだ。
笑わせたり考えさせたりしてやろう、という気負いのない、淡々とした言葉のつづりが有るだけの文章が、すきなのだ。
2ページから5ページの長さのエッセイが集まって530ページ。
楽しみながらゆっくりと、司馬遼太郎氏に寄り添って歩いてゆこうと思う。
ISBN:4167663139 文庫 司馬 遼太郎 文芸春秋 2004/07 ¥700
司馬遼太郎と言う作家の書くものは、好きと嫌いがはっきりしていて、反射的には手に取ることは出来ないのだが、エッセイというものは、概ね、どんな作家の手になるものも楽しく読めるものである。
エッセイ集。
とはいえ、流石に兵役を経験した世代である。
描かれている内容が、実に幅広い。
この人の、なんというか、柔らかい、きれいで、上品な(?)言いまわしが好きなのである。
自然を、人の心情を、"まともな"日本語で描いてゆくその道に、寄り添うようにして歩いてゆくのがすきなのだ。
笑わせたり考えさせたりしてやろう、という気負いのない、淡々とした言葉のつづりが有るだけの文章が、すきなのだ。
2ページから5ページの長さのエッセイが集まって530ページ。
楽しみながらゆっくりと、司馬遼太郎氏に寄り添って歩いてゆこうと思う。
ISBN:4167663139 文庫 司馬 遼太郎 文芸春秋 2004/07 ¥700
コメント