新撰組の漫画である。
作者の岩崎陽子氏は、実に(筋肉の)硬そうなガタイのよい男性を描く人なので、文庫本サイズの本が、妙に重く思えて仕方がない。

値段もそこそこ重いが…。

新撰組もNHKのお陰でいい具合にブームであるし、本物の祇園祭りの宵山(7月16日)に合わせたドラマの設定も中々やるしだし、漫画も小説も選べるぐらいにわんさか出てきて嬉しいことこの上ない。

岩崎氏は陰陽師・阿倍晴明も描いていたその影響か、新撰組話でも怨霊じみた怪奇じみた匂いがぷんぷんする。
かといって、剣戟シーンも手抜き無しの迫力で、読み応えは抜群。
試衛館の皆を"アンタ!"呼ばわりする沖田などは新鮮かも。

ISBN:4253177697 文庫 岩崎 陽子 秋田書店 2004/07 ¥630

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