会社で、上司から貰ってしまった……
会社と言うところは、自分の趣味の選択以外の本を貰ったりするところなので、意外性があって面白い。

まるで年末のくじ引きを待つ気分。
まるで10枚連番で買ったジャンボ宝くじの結果を待つ気分。
まるで…まあいいか。

「純ちゃんの悪口が一杯書いてあるよ」
という上司の言葉どおり。
この本の内容を真に受ければ、中々すさまじい小泉一族である。
小説より奇なり、というところか。

出る杭は打たれると考えるべきか。
火のないところに煙はたたぬと悟るべきか。

事実だけを捉えて自分で考えるようにしようと思いつつも、三面記事みたいで楽しいのは確か。

家族は血のみで語られるもの。
外から入ったものは家族ではない。
役に立たないものは家族であっても切り捨てる。

そういう酷薄で冷酷な人間が、国民に対して何を言うか、何をするか、考えなくてもわかるだろう?
とういうのがこの本の趣旨らしい。

確かにね。
現状のままであれば、そういわれても仕方有るまいとは思う。
私個人のためにも、周りの知人のためにも、この国に沢山の税金を払っている日本に住む人々のためにも、頑張っていい方向に進むよう努力してほしいものである。

我々とは違って、所詮政治家は、過程ではなく、結果である。
そして最終的に、経過のツケをまとめて払わねばならぬものなのである。
国民に対するツケを。
国家に対するツケを。
さて。
払えますか?

ISBN:4062123630 単行本 松田 賢弥 講談社 2004/05/22 ¥1,680

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