楽しく読めたので、あっという間に終わってしまった「デルフィニア戦記」の第一部。

もっとず〜っと苦労して、玉座に帰り着くのだと(勝手に)思い込んでいたので、「あらら」である。
王様の周りは、お育ちの良い、従って精神のひねくれていない方たちが大勢をしめておられるので、ヒロインの少女は一人でこれから随分苦労をしそうな雰囲気である。

そんなこんなで、次の第二部が、とっても楽しみ。

さて。
次は、漫画家さんのエッセイである。
随所に自身のイラストが掲載されているので、「あ、この人かぁ〜」と気がついた。
でないと、そういうことに疎い私にはさっぱりである…。

猫の絵が可愛らしい。
毛皮がとっても暖かそう。
触ってみたい。
そんな絵である。

でもこんなのが傍にいたら、”化け猫”なんだろうな。

宮沢賢治が岩手県を、夢の国と評している。
私は東北へは未踏査なので、なんともいえないが、憧れの気持ちは抱いている。
出羽三山・奥州王・藤原三代・松尾芭蕉・恐山…
なんだか凄く神秘的な力を感じる土地である。

ISBN:4480057560 新書 ますむら ひろし 筑摩書房 1998/05 ¥693

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