ファイナル・ミッション
2004年6月29日 読書
お久しぶりに読んだ本。
これで完結と言う言葉を疑ってしまうぐらい、長々と尾を引いた話であった。
非常に危険な特捜司法官(刑事と検事と裁判官と死刑執行人をかねる)は、危険ゆえに人間ではなく合成人間によって当てられる職業である。
その合成人間(実は男にも女にもなれる)と恋に落ちた一人の刑事の話だったはずなのだが……最初は。
ひとつひとつの話が随分込み入って、それがまた次の話の伏線になって…と、根の深いストーリーだと思っていたのに、ここにきて最終巻、えらい早足でいろんな課題の解決をつけて回ったかに思える。
つまり駆け足で、つじつまをつけて回ったかのような。
あれだけもったいぶって期待をさせたテロ組織を、そんな簡単に壊滅って…あなた。
もっと裏とか後ろとか奥の方とかに色々色々有るんじゃないんですか〜?
18年も続いていたから間延びしてしまったのだろうか?
わたしなんか、すっかり忘れてたよ。この話。
原作者は置いといて、漫画家の道原かつみは、例の「銀河英雄伝説」も漫画化している。
そう。
きらきらのラインハルト様を描いた漫画家さんなのであった。
原作付きの漫画家としても有名なのだろう。
原作付なら「ノリ・メ・ダンゲレ」がお薦め。
キリストの受難と、最終戦争後の"神の不在の"人間のかかわりを描くSFである。
信ずる"心"の強さを、まじまじと感じさせられた一編である。
オリジナルなら「キャウ・キャット・キャン」
古の獣を、遺伝子操作で蘇らせ…その一方で同じ遺伝子を使って、"ヒトに奉仕する"人間を作る社会。
人類に見捨てられた、とある辺境の惑星でその両者が出会う…。
どの作品も「あとは自分で考えてよ」的な終わり方がこの作者の特徴であるのかもしれない。
なんか、落ち着かないんですけど。
ISBN:4403617581 コミック 麻城 ゆう 新書館 2004/06 ¥578
これで完結と言う言葉を疑ってしまうぐらい、長々と尾を引いた話であった。
非常に危険な特捜司法官(刑事と検事と裁判官と死刑執行人をかねる)は、危険ゆえに人間ではなく合成人間によって当てられる職業である。
その合成人間(実は男にも女にもなれる)と恋に落ちた一人の刑事の話だったはずなのだが……最初は。
ひとつひとつの話が随分込み入って、それがまた次の話の伏線になって…と、根の深いストーリーだと思っていたのに、ここにきて最終巻、えらい早足でいろんな課題の解決をつけて回ったかに思える。
つまり駆け足で、つじつまをつけて回ったかのような。
あれだけもったいぶって期待をさせたテロ組織を、そんな簡単に壊滅って…あなた。
もっと裏とか後ろとか奥の方とかに色々色々有るんじゃないんですか〜?
18年も続いていたから間延びしてしまったのだろうか?
わたしなんか、すっかり忘れてたよ。この話。
原作者は置いといて、漫画家の道原かつみは、例の「銀河英雄伝説」も漫画化している。
そう。
きらきらのラインハルト様を描いた漫画家さんなのであった。
原作付きの漫画家としても有名なのだろう。
原作付なら「ノリ・メ・ダンゲレ」がお薦め。
キリストの受難と、最終戦争後の"神の不在の"人間のかかわりを描くSFである。
信ずる"心"の強さを、まじまじと感じさせられた一編である。
オリジナルなら「キャウ・キャット・キャン」
古の獣を、遺伝子操作で蘇らせ…その一方で同じ遺伝子を使って、"ヒトに奉仕する"人間を作る社会。
人類に見捨てられた、とある辺境の惑星でその両者が出会う…。
どの作品も「あとは自分で考えてよ」的な終わり方がこの作者の特徴であるのかもしれない。
なんか、落ち着かないんですけど。
ISBN:4403617581 コミック 麻城 ゆう 新書館 2004/06 ¥578
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