むむむうぅ……。
折角の山田章博画伯(笑)の絵だというのに、画像が無いとは…残念無念。

同名(同テーマ)の小説やらコミックスやらアニメ映画やら、賑やかしいな作品である。
というのが、私の第一印象。
このコミックスを読む動機も、山田画伯のファンであるが故のこと。それ以上でも以下でもない。

魔女に魔王(?)に怪物に妖魔に妖精に精霊に…神官&戦士&魔法使いを含む人間たち、とよりどりみどりの登場人物が出てくる作品である。
実にバラエティに富んでいる。

ストーリーとしては、
世界制服を企む悪役と、それによって世界に出現させられた悪魔アーンド妖魔&怪物のみなさま。
…が、あちこちで色々と悪事をなされるものだから、反発勢力として人間側の微々たる反撃が始まり、そこに妖魔や妖精や精霊が入り混じっての大混戦になるようだ。

ようだ、というのは、まだこのコミックスで1巻と少々しか読んでいないため。
小説は読んだことが無いし、アニメ映画は導入部みたいだったしなにより話がどうも違うようだ。
従って「ロードス島戦記」と言う名で、複数の話があるのだろうと推測する次第である。

その山田画伯であるが…線と白黒のコントラストでイラスト的な絵を描かれるため、コマによってはなにがなんやらわかりません、という漫画家にあるまじき状況に陥る(笑)
もともとイラストレーターだから、仕方が無いといえば仕方が無いのだが、仮にもそれでお金を稼ぐのであれば、そうも言ってはおれまい。
ご本人もそう思われているのか、時間の経過とともに絵がらも随分見やすく美しくなっているように思える。

でも…この人の場合、やはり漫画よりはイラストのほうに軍配が上がる。
私の好みも有るだろうけれど。

それと、妖魔や怪物よりも、メイドインジャパンの百鬼妖怪のほうがいきいきとして、ずっと素敵に思えて仕方が無い私なのだった…。

ISBN:4048534181 コミック 山田 章博 角川書店 2001/11 ¥1,155

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