黄泉がえり

2004年5月30日 読書
ブギーポップの続巻をよみつつ、こんなものも読んでいる。
ドラマだかなんだかになったんだよね、これ。
そのドラマだかも見ていない上、この本もまだ読みかけなので、どういうオチを作者がつけているのか私には分からない。

とりあえず…死んだはずの身内が続々と蘇って来る。
嬉しいのか、恐ろしいのか…身内だけになんと言えばよいのだろう。
戸籍をどうするとか妙に現実的な問題に四苦八苦する滑稽さがいい味を出している。
「泣けるリアルホラー」なんだそうだ。
ホラー…といえば、外国映画によくあるのは、「死んだはずの人間が蘇り」「生きてる人間を襲う」と言う話。
現在もそんな映画が来ている。
襲われたなら、元・身内であってもそれは「敵」で、たとえば「ゾンビ」とかいわれちゃうんだろうけれど、ただ蘇ってきただけなら…どうなんだろうねぇ。

それは「ゾンビ」とは一線を画するような気もしないではないが。

ISBN:410149004X 文庫 梶尾 真治 新潮社 2002/11 ¥660

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