今日からマのつく自由業!
2004年5月28日 読書
一応ファンタジー。
異世界に紛れ込み、自分の身に降りかかった災難に、驚愕しつつもしっかり対応していく…主人公というのは、小説としてよくある話。
しかし、一人でボケと突っ込みをやらかしてくれる主人公には、思わず声を出して笑いそうになる。
物語は「おれ」の一人称。
自分から見た周囲の状況を語る書き方は、かの「スレイヤーズ」の「あたし」と同じである。
あの小説で新しい境地をきりひらいたかにみえた一人称による語り口…は、「二匹目の泥鰌は期待してはいけない」といわれていた。
審査員がね。
釘を刺したんだよね。同じ手法を使うなと。
コロンブスの卵。
最初にやったやつ勝ち。
発想の勝利。
…ところが。
ここに出てきた。
しかも二番煎じなんかではなく、一人ボケと一人ツッコミが、あたかも売れっ子芸人のトークを聞くかのようで楽しい。
おまけに「おれ」の正体は、ヒーローならぬ、敵役の親玉だ。(ここで大笑い)
ロールプレイングゲームになぞらえて、
「ラスボスか〜!?」と、自分に突っ込みを入れるあたりの描写が最高に良かった。
笑えた、なんてもんじゃない。
巷に人気を聞いてはいるが、うん。
確かに。
中々の優れものである。
あとは登場人物に、相応のきれーなお嬢さんがたを登場させてくれればな…。
綺麗かは知らんが、ヤローばかりというのはいかにもむさくるしくていかん。
芸能界の某人気ユニットやゲーム界の某恋愛シュミレーションゲームではあるまいに、誰かの好みに当たるべく「下手な鉄砲も数うちゃ当たる」式の設定はいい加減飽きたぞ。
2巻以降に期待。
ISBN:4044452016 文庫 喬林 知 角川書店 2001/09 ¥460
異世界に紛れ込み、自分の身に降りかかった災難に、驚愕しつつもしっかり対応していく…主人公というのは、小説としてよくある話。
しかし、一人でボケと突っ込みをやらかしてくれる主人公には、思わず声を出して笑いそうになる。
物語は「おれ」の一人称。
自分から見た周囲の状況を語る書き方は、かの「スレイヤーズ」の「あたし」と同じである。
あの小説で新しい境地をきりひらいたかにみえた一人称による語り口…は、「二匹目の泥鰌は期待してはいけない」といわれていた。
審査員がね。
釘を刺したんだよね。同じ手法を使うなと。
コロンブスの卵。
最初にやったやつ勝ち。
発想の勝利。
…ところが。
ここに出てきた。
しかも二番煎じなんかではなく、一人ボケと一人ツッコミが、あたかも売れっ子芸人のトークを聞くかのようで楽しい。
おまけに「おれ」の正体は、ヒーローならぬ、敵役の親玉だ。(ここで大笑い)
ロールプレイングゲームになぞらえて、
「ラスボスか〜!?」と、自分に突っ込みを入れるあたりの描写が最高に良かった。
笑えた、なんてもんじゃない。
巷に人気を聞いてはいるが、うん。
確かに。
中々の優れものである。
あとは登場人物に、相応のきれーなお嬢さんがたを登場させてくれればな…。
綺麗かは知らんが、ヤローばかりというのはいかにもむさくるしくていかん。
芸能界の某人気ユニットやゲーム界の某恋愛シュミレーションゲームではあるまいに、誰かの好みに当たるべく「下手な鉄砲も数うちゃ当たる」式の設定はいい加減飽きたぞ。
2巻以降に期待。
ISBN:4044452016 文庫 喬林 知 角川書店 2001/09 ¥460
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