漢字学者、白川静先生と、「隠された十字架」「水底の歌」で一斉を風靡した梅原猛氏の対談集。
勿論漢字について。

白川先生が対談中にメモにさらさらと書いた(書きなぐった)漢字の字源図がそのまま載っている。
これが、この絵が、なかなか味があって面白い。

対談だから、分かりにくいことを言っている様でいて、じつに分かりやすい。
難しい言葉の意味はそのページの下に解説されているので、ページを繰る手間も省ける。
結構結構。

漢字は象形文字であり、同時に表意文字である。
そんなことがしみじみと感じられて良いのではないか。

漢字の成り立ちって、本当に面白いね。
思わずそう思ってしまう一冊…だと思うけど?
最近白川静先生の著作本(辞典含む)が妙に本屋の店頭に目立つようだ。
なんかあるのか?
ちょっと気になる。

ISBN:4582831214 単行本 梅原 猛 平凡社 2002/09 ¥1,890

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