異星人登場

2004年5月12日 読書
殺人事件なのに、SFなんだろうか…?
と、正直思っていた「イーリガル・エイリアン」
成る程、SFだ〜と思う展開で終了いたしました。

確かに、人類は共通の敵に対しては一致団結して戦おうと(生存本能)するものだ。
それは、国内不安を国外に敵を作ろうとすることで切り抜けようとする、政治家が昔から使ってきた「手」です。

「黙って皆殺しなんてさせるもんか〜」
とガンバル地球人でありました。
(宇宙船を操る異星人相手にバズーカも戦車も意味はないと思うけど)

そして、最後はどんでん返しの結末。
結局ほのぼの…であった、といってよいのかな。

無知は罪になりえるか?

そして陪審員制のしんどさ、面倒くささ(あわわっ)、間違いのおこしやすさ、等々この時期にこういうものを読んじゃうと、…ちょっと考えてしまう一幕も有りますね。

国連は、どれだけ問題を抱えていようと、抽象概念が具体化された、ひとつの理念を提示している。全員が力をあわせれば平和が維持されると言う信念だ。つねに機能してきたわけではないし、これからもつねに機能するとはかぎらないが……


絶望の淵に理想を捨てるなかれ。
顔を上げて、遠くを見つめよ。
常に高みを目指せ。
理想は決して甘い夢ではない。
それは、実現するための目標である。

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