連休明けの寝不足で、残業までした仕事。
でも、お昼休みに居眠りもせず、下巻に突入……。

先日の映画「マスター アンド コマンダー」のシーンにだぶる描写が多く、文字を追っていたらいつの間にか映像化されている。
文字だけで、言葉だけで認識していたものを、映像で確認できたあの映画は最高の気分にさせてくれたが、映画を見て、再び文字を追ってもちらちらと立体画が目の前を掠めてゆく。

オーブリー=ラッセル・クロウ 

に嵌まってしまってさあ大変♪
生まれたての赤ん坊の、摺り込みみたいだ。
あのラッセル・クロウが目の前をのっしのっしと歩き回っている状況を想像してくれ給え。
……さすがにちょっと重いぞ……

しかしながら、一番の弊害はDr.マチュリンである。
いかにも怪しげな、"ブラック・ジャックな"マチュリン像が完璧に頭の中に刻み込まれてしまっている。

「私のエジプトコブラが…!」
とはB・Jは決して言わないだろうけど。

ここのところ、前は「私の蛇が…!」だったように覚えている。
記憶違いか、訳の変更か。

時代によって訳本は微妙に変化するから面白い。

素人のDr.の目から見た海軍や海の暮らしを描いているので、初心者にも優しい本だと思われる。
(帆船はそんなに難しくないのよ〜)
それが証拠に、リギンやステーの区別がつかなくても、立派に帆船ファンをやっているしな。私は。

ISBN:4150410267 文庫 高橋 泰邦 早川書房 2002/12 ¥756

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