あさぎ色の伝説〜試衛館の鷹〜
2004年4月9日 読書懐かしすぎる〜漫画。
NHKの大河ドラマのおかげで、じわじわと話題になってきているのが新撰組+α。
新撰組関連のグッズは何処でも凄いとは思うが、さすがに京都は、それも屯所のあった壬生の近所は異常である。
「今だけ」の店が乱立・氾濫状態なのだ。
「あれ、あそこは確か、昨日まではパン屋だったはず…」
と、一日のうちにグッズ売り場に変身しているし。
嘘だと思ったら来てみるといい。
ワル乗りしすぎて、面白いから。
さて。
標題の漫画は、和田慎二という漫画家の作品でかれこれもう20年以上…になるかな?
内容は、もう言うまでもない。
新撰組の沖田を主役にした漫画である。
和田慎二といえば、当時としては珍しい、少女漫画を描く男性作家であった。男性ならではのシャープさとアクションが人気を博したものである。
分裂までしてしまう超能力者を描く「超少女明日香」とか、箸にも棒にも引っかからないようなスケバンが桜の大紋(日本警察の紋章)入りのヨーヨーで戦う「スケバン刑事」とか、わくわくどきどきものの作品が多かった。
ギリシャ神話モノで「ピグマリオ」なんてのもあったな。メデューサの怖かったこと。(確かに石になるよな、あれじゃあ)
おお、そうそう。
金田一かコナンか、じゃないけど、読み応えのあるサスペンスやミステリーも多く描いていた。
この試衛館の鷹も、単なる時代劇には終わらず、相変わらずの和田風味が効いて人気の作品だった…かな?
私は好きだったけど、さほど支持を得たような記憶がない。
時代劇が漫画の世界では今ひとつ受け入れられない時代だったのかも…?
同じように新撰組を題材に描いた木原としえの「天まであがれ!」と言う漫画は、結構うけていたように思うのだけれど。
やっぱり当時はまだ、きらきらお星様の勝ちか?
そういえば、この木原としえという正真正銘の少女漫画作家をしても、「日本の時代劇物」を描くことには編集が渋ったとかなんとか、そんなコメントを読んだ気がする。
…欧米一番か?明治維新期じゃあるまいに、思えばいやな時代だ。
あ、「試衛館の鷹」のなかでは、京へ登ると決めた一行が、大晦日に他道場の連中と乱闘騒ぎ(江戸での置き土産?)をやらかす、という話が私の大のお気に入りなのであった。
そういえば、年末にコンビニで見つけて買ったのが「「浅葱色の風」という新撰組の漫画本(というかほとんど雑誌本)
やはり沖田総司が主役で、作者は里中満智子。
もともと男女の恋愛と言う、少女漫画の王道を行くロマンティックな話を書く人なので、登場人物も乙女チックである。
刀を握るはずの手なんか、女の子のように小さくて可愛らしいのだ。
嶋中書店という、よくは知らない出版社の復刻雑誌らしい…。
ほんと、いろんなモノが出てくる。
NHKの大河ドラマのおかげで、じわじわと話題になってきているのが新撰組+α。
新撰組関連のグッズは何処でも凄いとは思うが、さすがに京都は、それも屯所のあった壬生の近所は異常である。
「今だけ」の店が乱立・氾濫状態なのだ。
「あれ、あそこは確か、昨日まではパン屋だったはず…」
と、一日のうちにグッズ売り場に変身しているし。
嘘だと思ったら来てみるといい。
ワル乗りしすぎて、面白いから。
さて。
標題の漫画は、和田慎二という漫画家の作品でかれこれもう20年以上…になるかな?
内容は、もう言うまでもない。
新撰組の沖田を主役にした漫画である。
和田慎二といえば、当時としては珍しい、少女漫画を描く男性作家であった。男性ならではのシャープさとアクションが人気を博したものである。
分裂までしてしまう超能力者を描く「超少女明日香」とか、箸にも棒にも引っかからないようなスケバンが桜の大紋(日本警察の紋章)入りのヨーヨーで戦う「スケバン刑事」とか、わくわくどきどきものの作品が多かった。
ギリシャ神話モノで「ピグマリオ」なんてのもあったな。メデューサの怖かったこと。(確かに石になるよな、あれじゃあ)
おお、そうそう。
金田一かコナンか、じゃないけど、読み応えのあるサスペンスやミステリーも多く描いていた。
この試衛館の鷹も、単なる時代劇には終わらず、相変わらずの和田風味が効いて人気の作品だった…かな?
私は好きだったけど、さほど支持を得たような記憶がない。
時代劇が漫画の世界では今ひとつ受け入れられない時代だったのかも…?
同じように新撰組を題材に描いた木原としえの「天まであがれ!」と言う漫画は、結構うけていたように思うのだけれど。
やっぱり当時はまだ、きらきらお星様の勝ちか?
そういえば、この木原としえという正真正銘の少女漫画作家をしても、「日本の時代劇物」を描くことには編集が渋ったとかなんとか、そんなコメントを読んだ気がする。
…欧米一番か?明治維新期じゃあるまいに、思えばいやな時代だ。
あ、「試衛館の鷹」のなかでは、京へ登ると決めた一行が、大晦日に他道場の連中と乱闘騒ぎ(江戸での置き土産?)をやらかす、という話が私の大のお気に入りなのであった。
そういえば、年末にコンビニで見つけて買ったのが「「浅葱色の風」という新撰組の漫画本(というかほとんど雑誌本)
やはり沖田総司が主役で、作者は里中満智子。
もともと男女の恋愛と言う、少女漫画の王道を行くロマンティックな話を書く人なので、登場人物も乙女チックである。
刀を握るはずの手なんか、女の子のように小さくて可愛らしいのだ。
嶋中書店という、よくは知らない出版社の復刻雑誌らしい…。
ほんと、いろんなモノが出てくる。
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