軽い本は読みやすい。
後で手をつけたのに、先に読了してしまった。

写真が目的で買ったものの、内容もよかった。
勿論写真が色っぽくて良いのは言うまでもない。

みそひともじにすべてをかける歌人がエッセイを書くので、短い文章が分かりよいのかもしれない。

京都の観光地、貴船・嵐山・嵯峨野・宇治…等々を訪ね歩く筆者が、そこを舞台として活躍した人々の魂に触れて歩くたびのエッセイも、独りよがりに沈み込まず、素材に甘えすぎず、なかなか面白い趣向の本である。

しかし、この本に従うと、やはり京都は魔都なんかい?と思わないでもないが。
(そういいつつ、さもありなんと納得できてしまうあたりが怖くもあるが)

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