「絢爛たる暗号」…ゆっくりと進めている。

まだ読み始めたばかりだから断言は出来ないが、今まで読んだ所によると、百人一首はばらばらの歌を単に100首集めたわけではなく、100首まとまって一つのものを現わしている、ということのようだ。

だから、一首ずつを取り出せば、駄作がごろごろ存在する。
だけどどうして藤原定家がこ〜んな駄作を選んだのか?と考えてはいけないのだと。
百人一首は、パズルであり、ミステリーであり、謎であり、秘められた思い(=祈り)であると。
そういうことかな?

まだまだ先は長いので、じっくり考察してゆける。
長い歴史を経て、今まで隠されてきた(らしい)謎をああではないか、こうではないか、と解き明かしてゆく作業は、とっても楽しくてぞくぞくする。

歴史学は単なる暗記だと決まって学生には人気がないものだが、そんなことはない。
ああだこうだと推理して、検証して、実証する。
歴史学は数学者のようにパズルを解くことであり、探偵のようにミステリーを解決することである。
これが面白くないはず、ないじゃあないの。

などと言っていたら、偶然入った本屋で白川静先生の特集なんかがあったもんだから…ついふらふらとまとめ買いしてしまった。

これらの本については叉後日。

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