三十六計の謎

2004年3月20日 読書
(使用不能で溜まってしまった作文を掲載…なんか間抜け)

いやはや、古すぎてレビューしてもらえない。…どころか、途中で検索がぷつり、と切れちゃう感じが不気味で切ない。

この本が書いているのは、

「三十六計逃げるにしかず」

の、あの、三十六計のことである。
中国産ではあるが、なかにはその後、日本に入ってきて、あたかも日本生まれの日本語のように定着して「ことわざ」になったものもある。

面白いな、と思ったのが

「笑裏蔵刀」である。
字面で意味は分かるだろう。

外柔内剛とも言い換えられるかもしれない。

中国人は信用と裏切りはしばしば表裏の関係にあると了解している。日本人はそうは思わず、すぐに人を信用する。
地理的な事情もある。日本は島国で「みな家族」的に暮らしてきたが、中国は大陸ゆえに外国から煮ても焼いてもくえない連中が大挙押し寄せてくるという歴史を繰り返している。

「中国人は信用できると信じるまで信用しないが、日本人は信用できないと分かるまで信用している」

成る程。言い得て妙である。

だから日本人は「裏切られた」といって騒ぎ、中国人は一度信用したら、とことんまで信用するのだ

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