「オクシタニア」順調に読み進む。面白い。さすが。

強い信仰があれば何も怖くない。自分は神がすくいたもう。
…だから、何をやったってぜ〜んぜん平気。

コワイ…コワイよ…それ。
だから狂信者といわれ、聖者といわれ、虐殺者といわれ、神の騎士といわれる。
久々に「見てくれは良い」主人公だと思ったら、その内心は大葛藤のすえ強弱が激しすぎる。
激しすぎて両極端に評価も分かれてしまうのね。

それにしても、トロサ(現トゥールーズ)の市民よ!
あんたらは関西人か。
敵にやたら「さん」をつけて…それは大丸(デパート)を大丸さんなどとと呼び習わす京都人への挑戦状か?

加えて、なんかすご〜い田舎もの、といわれている気もするし、逆に北フランスの文化も風流もない連中とはっきりとした線を引くためにあえてそういう表現になっているのかもしれないと思ったりもする。

しかし、なんか腹立つ。

日和見主義の「(人生)面白かったら何でもええやんか」気質の関西を、南フランスに擬しているのだとしたら、喜んでいいのかどうか良く分からない。

今日の格言:
歓迎されない客は、大英帝国のようにいつまでも居座る
                   (イラクのことわざ)

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索