続けて金城一紀の「対話編」へ。
3つの中篇が収録されている。
人と人とのつながりを描いた、心にずしりとくる話である。
中でも「花」は、目頭まで熱くなった。
人と人との結びつきが、此処まで感動させるのか。
人間は生きてゆくために、痛みを、苦しみを、まず最初に忘却のかなたに追いやろうとする。
それは人間の自衛本能だから、誰にも責められることではない。
だが、それと同じように、忘れてはいけないものも存在するのだ。
だから、そうして忘れてしまったものを、必死で取り戻そうとするのも、やはり人間の本当の姿なのである。
「REVOLUTION NO.3」でもそうだったが、元気な言葉で心に優しい物語を描く、金城一紀という作家。
今まで未知の作家であった、この金城一紀という作家に、ちょっと、いやかなり入れ込んでしまいそうな心境である。
3つの中篇が収録されている。
人と人とのつながりを描いた、心にずしりとくる話である。
中でも「花」は、目頭まで熱くなった。
人と人との結びつきが、此処まで感動させるのか。
人間は生きてゆくために、痛みを、苦しみを、まず最初に忘却のかなたに追いやろうとする。
それは人間の自衛本能だから、誰にも責められることではない。
だが、それと同じように、忘れてはいけないものも存在するのだ。
だから、そうして忘れてしまったものを、必死で取り戻そうとするのも、やはり人間の本当の姿なのである。
「REVOLUTION NO.3」でもそうだったが、元気な言葉で心に優しい物語を描く、金城一紀という作家。
今まで未知の作家であった、この金城一紀という作家に、ちょっと、いやかなり入れ込んでしまいそうな心境である。
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