夕べ…いや、朝方までついつい読んでしまった「カラミティナイト」とうとう読了してしまった。
後半に入ってからの物語展開が速くて、動きが良くて、どんどんどんどん進んでしまったのだ…今日もシゴトがあるっていうのにさ。

男と女が従来の役割を逆転させているという良くある(ストーリーの)意外性とはちょっと違う、捻った設定が素直に面白い。

怖いのは、学生をやったのが随分昔なので、昨今の学生事情が分からないこと。(何しろ「カラミティ」と聞くと真っ先に浮かぶのは「カラミティ・ジェーン」だったりする)

「遊ぶ高校生図」はよくテレビでも見かけるのだが、「お酒をそこまで飲むか?」と疑問に思う。これはデフォルメなのか?それとも現実なのか?変なところに驚いて悩んで、引っかかってしまった。
ちなみに水島新次の「あぶさん」は、私も中学や高校で読んだから違和感はない。
そんなに年配者向け漫画でもないと…思うけど?
当時、我々は当たり前のように水島作品を片っ端から読んでいたのだが。(水原勇気とかドリームボールとか北の狼南の虎とか藤娘とか…印象深いのはやはり「野球狂の詩」かな)

意外性がちゃんと用意してある学園もの小説…これはなかなかポイント高し。

しかし、「戦い」を決意するのはいいけど、孤高を気取っていたヒーローのイメージが最後はいささか崩れてきていたのは残念。
女の子のパワーが強すぎるのか?それとも今時は男は庇護者であるものなのか。

黒騎士ランスロット…女が絡むとやばそうな名前ではある。

眠さをこらえて出勤。
お供に選んだのがやはりお手軽な文庫本「猿来たりなば」
英国のド田舎〜いいねぇ〜いってみたいねぇ〜で起こる不可思議な殺獣事件で幕をあける。

チンパンジーは今年の干支にも近いことだし、縁起物(?)で楽しむか。

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