犬はどこ?

2004年2月7日 読書
気がめいると読む本のひとつ。
無条件で気分がよくなる。
そう。私は犬好き。

読書の隙間にもちょうどよいので、たいそう重宝もする…。

犬の写真、それも著者兼撮影者の林丈二氏がほうぼうで偶然であった犬たちを撮っていった写真の、集大成である。

下町の犬あり、塀のぼり犬あり、路上でにらみを利かせているこわもての犬、甘えたの犬、人間を無視するすれた犬、人間同様それぞれ表情があって、一瞬の表情にその性格がうかがわれて心がほのぼのする一冊。

作者のエッセイというか、撮影状況メモが犬の様子を引き立たせる。
表紙はフランス・ナンシーの公園での一枚、アベックだと思ったら”彼氏”は大きなシェパードだった…という一枚。犬の表情が素敵だ。
世界の各地の犬の写真もあるが、思わぬところに自分の家の近所の写真が飛び出してきたりする。
こういう写真を見ると、何処に犬が隠れているか分かったもんじゃない。町を歩く時も目を皿にして周囲を見るべし!…と思ってしまう。

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