「私でない私」読了。
サスペンスは意外に面白かった。意外な犯人と、ありふれた動機とありふれた結末…。

ところで。
日本女性の多くが嫌悪感を抱く男性の胸毛について、アメリカ女性は非常に魅力を感じるらしく、何度も何度も描写が繰り返されていた。
否、J・ボンド氏のことなども考え合わせるに、英国女性にとっても彼氏のチャームポイントになっているのかも。
総じて白人については、プラスのものなのだろうか。
彼女らのように感じるのが「魅力」ならともかく、「嫌悪」の対象となると、それを繰り返されるのは結構きつい。
民族性の違い…?にしても不思議。
時々思いしらされることだ。

全体としてはよくできていると思う。成る程、これなら日本で受けたのも分かる。

次は北村薫だ。
「謎物語〜或いは物語の謎〜」
この人の作品は期待できる。期待しすぎても失望しないところがいい。
惜しむらくは短編が多いこと。

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