やっぱり時代小説は面白い
2004年1月11日「蝉しぐれ」を読了。
久々の(日本の)時代小説だったが、面白かった。
必ずしも自分の思い通りに行かないのが人生だと、そう言うものかもしれない。
決して思い通りに行かないから、「こうありたい」「こうしたい」という『希望』を、人は持ち続けられると言うことなのだろうか。
持ったまま人生を終わるのが、人間と言うものなのだろうか。
剣術については門外漢なのだが、切り結ぶ力強さ、足の運び、腕の振り、緊迫感、息遣い、心臓の鼓動…と、臨場感たっぷりで楽しめた。もっとも、日本で生まれて育てば、「水戸黄門」だの「大岡越前」だの「遠山の金さん」だので、活劇シーンは見慣れているから、想像するのは容易である。
もともと昔から「名作文学」と言うものを読んでいなかった私にとっては、時代劇は読書の原点でもある。
小学校では「アルセーヌ・ルパン」一色。
中学時代には、小学校以来の推理小説の流れを順当にたどりつつ、池波正太郎、柴田錬三郎、山岡荘八あたりの時代小説に嵌まる。
高校に入るころには歴史小説も推理小説も海外へ手を伸ばし、卒業の頃には中国大陸へ足をかけていた。
これだけ忙しいと、「名作」を読んでいる暇はないのだ。
さすがにその後は、若干の「名作文学」を読みはしたものの…なじまなかった(笑)
小説だからと言うわけではなく、昔の人は「大人だったなぁ」としみじみ思う。
今は子供だらけだ。
日本も世界も。
だから、しんぼーたらん。
次はがらりと趣向を変えて、
「私でない私」
サンドラ・ブラウン著の…これは推理もの?
ま、読めば分かるでしょう。
久々の(日本の)時代小説だったが、面白かった。
必ずしも自分の思い通りに行かないのが人生だと、そう言うものかもしれない。
決して思い通りに行かないから、「こうありたい」「こうしたい」という『希望』を、人は持ち続けられると言うことなのだろうか。
持ったまま人生を終わるのが、人間と言うものなのだろうか。
剣術については門外漢なのだが、切り結ぶ力強さ、足の運び、腕の振り、緊迫感、息遣い、心臓の鼓動…と、臨場感たっぷりで楽しめた。もっとも、日本で生まれて育てば、「水戸黄門」だの「大岡越前」だの「遠山の金さん」だので、活劇シーンは見慣れているから、想像するのは容易である。
もともと昔から「名作文学」と言うものを読んでいなかった私にとっては、時代劇は読書の原点でもある。
小学校では「アルセーヌ・ルパン」一色。
中学時代には、小学校以来の推理小説の流れを順当にたどりつつ、池波正太郎、柴田錬三郎、山岡荘八あたりの時代小説に嵌まる。
高校に入るころには歴史小説も推理小説も海外へ手を伸ばし、卒業の頃には中国大陸へ足をかけていた。
これだけ忙しいと、「名作」を読んでいる暇はないのだ。
さすがにその後は、若干の「名作文学」を読みはしたものの…なじまなかった(笑)
小説だからと言うわけではなく、昔の人は「大人だったなぁ」としみじみ思う。
今は子供だらけだ。
日本も世界も。
だから、しんぼーたらん。
次はがらりと趣向を変えて、
「私でない私」
サンドラ・ブラウン著の…これは推理もの?
ま、読めば分かるでしょう。
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