無事読了。

もしかしたら、一気に読みくださないと入り込めない小説かも。
必殺仕置き人でもこんな「始末」の仕方はないだろぅ、と言う様な落着をみせ、主人公のかたわれは消えていった。

話の筋のほかに、イグナチウス・ロヨラやフランシスコ・ザビエルやら、カルヴァンやら…歴史上の大人物がこれでもかこれでもかというぐらい端役で出るのが楽しい。
そして、皆、カーテンの向こうに退場…残るは、成長相成った(?)主人公のみ。

去り往くものはとどめられず、去り往く時間は留めえず。
一期一会は、すなわち、常に人の末期を見ているのだと心しなければならないのかもしれない。

次は日本の歴史に薫陶を深めるべく、藤沢周平著「蝉しぐれ」を読むことにする。NHKでドラマになった話らしい…

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